主な生産地とシェアイグサ

日本における主な産地は熊本県八代地方であり、国産畳表の8ー9割のシェアを誇る。他には石川県・岡山県・広島県・高知県・福岡県・佐賀県・大分県でも見ることができる。一方で近年、中国などの外国産の安価なイグサが輸入され(セーフガードまで発動した)、全流通量に対し国産畳表は3ー4割ほどのシェアがあり、また住宅の洋室化とも相まってイグサ生産農家の減少が危ぶまれていたが、近年になり自然素材、健康志向の高まりによりその価値に注目が集まっている。種としては北半球の温帯に広く分布する。
基本変種はヨーロッパから北アメリカに分布し、やや大柄で果実の形が少し異なるなどの違いがある。日本では全国に分布し、平地から山地まで生育範囲も広い。種内の変異が大きく、山地に出現する小柄なものをヒメイ(姫藺)と呼ぶが、中間型があって明確な区別はできない。また、花の柄がごく短く花序が頭状になるものをタマイという。イグサ属は日本に十数種ある。しかし、イグサに似た姿のものは多くない。コウガイゼキショウ(笄石菖:J.leschenaultiiGay)やクサイ(草藺)。
update:2009年08月21日